自衛隊のハラスメントを告発した女性

テレビを見ていて驚いた

自衛隊の中のハラスメントの横行

 

 

パワハラであったり、セクハラであったり

 

そんな中、一人の女性が立ち上がった

 

 

president.jp

 

 

22歳の彼女の名前は五ノ井里奈さん

訓練中に受けた性被害をYouTubeで告白した

 

 

上司に被害の相談をしてもどうにもならず

結果、youtubeで告発ということらしい

 

 

そんな彼女が疲れ果てて、実家に戻った時

母親はカラオケに誘ったという

 

カラオケで少しでもストレスが発散できたらと言う

親心だ

 

だが、そこで母が見たのは泣きながら歌う娘の姿だった

 

 

今まで泣いたことなどなかった娘が泣いている

よほど辛く苦しい思いをしていることかと

胸を痛めたことだろう

 

 

そんな里奈さんも、今は自衛隊を退職している

そして、やっと自衛隊から謝罪の言葉をもらったそうだ

 

 

だが、謝罪の言葉くらいですべてが消えるものではない

 

 

これから先、里奈さんが受けた心の傷は

長きにわたって彼女を苦しめ続ける

ことあるごとにフラッシュバックして

心臓をわしづかみされるような痛みを感じ続けるわけだ

 

 

男社会に女がいるからと受けた屈辱なのか

それとも、女だから、部下だからと言う安易な発想なのか

そこには、女性としての尊厳などみじんもない

 

 

しかも、勇気を出した彼女に、心無い誹謗中傷の矢が降り注いでいる

 

 

意見はいろいろあるだろうが、傷つき、それでもなお戦おうとしている人を傷つけるような真似は辞めてほしい

 

 

自衛隊の中には、彼女の他にも多くのハラスメントに泣きながら退職した人がいる

 

 

パワハラ、セクハラ

それらは、人ひとりを死に追いやることもできる程の力を持っている

 

 

日本を救おうと思うなら

まずは、部下を大切にしてほしい

 

 

もちろん、自衛隊だけが魔の巣窟ではなく

あらゆる社会にそのようなハラスメントが横行し

苦しみ続けている人が多数いる

 

 

そんな中で、勇気を出して声をあげた五ノ井里奈さんに拍手を送りたい。